ブログすごろく ???日目
な・なんと!ちょうど3が出たので100でゴールですっっ!
「moko2.のすべらない話」ですね。
すべらない・・・ということなので今日はちょっと真面目に。
過去に死産したという話は今までにも何度か書いてきたのですが
(詳しくはカテゴリ「天使のはなし」に書いてます)、その経験をして今思う事は
『グリーフケア』の大切さです。死別した人が悲嘆の思いを和らげていけるような
環境づくりということです。
大都市の環境が整った病院(産婦人科)ではすでに流産や死産した人への
精神的ケアもきちんとスタッフが行っているという所もあるでしょうが、全国的には
まだまだです。
妊娠〜出産というのは『無事に生まれて当たり前』と思っている人がほとんどです。
初期流産ならともかく妊娠中期〜後期になると安定期に入るし、そうなると
後は元気に産まれてくるだけ、と思いがちです。
妊婦さんはもちろん、周囲の人もそう思っているので死産したショックというのは
計り知れないものがあります。
しかし入るのは産婦人科。無事に出産した人たちと相部屋で同じ部屋だった・・・と
いう人さえ存在します。(私の場合は個室にしてもらえましたが)
入院中は赤ちゃんの泣き声、お見舞の人たちの「おめでとう」の声、全部聞こえてきます。
そこでお医者さんや看護士さん、回りの家族や友人からの何気ない一言に
立ち直れないくらいショックを受ける人たちも少なからずいるのです。
退院した後・・・元気に生まれて来るはずだった赤ちゃんが生まれて来なかった・・・
と周囲の人に知らせる苦痛といったら・・・。
お腹の大きい人を見て涙、予定日が近づいて涙、です。
私はすぐにネットで同じ経験をした人のHPを探し当てて、HP上で思いを共有した
ことが『グリーフケア』になったのだけど、一人でその思いを抱え込んでいる人も
きっとたくさんいるでしょう。
何気ない一言で傷口をえぐるようなことだけはして欲しくない・・・とそう思います。
死産した直後の人には
「すぐにまた妊娠出来るよ」
「五反満足じゃなかったから赤ちゃんが自分で去ったんだ」
「早く忘れて元気になって」
などと言う言葉は禁句です。
まぁ身近な人程こういう言葉は出やすいのですけどね。
というようなことを現実に話すようにして、たくさんの人に「死産」や
「死産後のケア」について知ってもらうようにしていきたいな・・・と
思っています。未だに口にするのがなかなか難しいですが。
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ブログすごろくのゴールが飛び抜けて遅くなったけど、企画者のバントさん
気長に追いかけてくれてありがとうございました。
最近mixiばっかりでこっちはあまり更新してませんけど、エキブロはやめません。